国際政治経済専攻
各演習の担当教員とゼミナールの概要、令和4年度卒業生の卒業論文のタイトルです。
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担当教員:倉 真一 (専門:社会学)
社会学演習
ゼミナール概要
私たちは、社会や集団、他者とのしがらみを生きる存在です。社会学は、そうしたしがらみの持つメカニズムや法則性を明らかにする学問です。社会学を学ぶことは、この不自由さを徹底的に知ることでしか得られない自由を、きっと教えてくれるかと思います。
卒業論文タイトル
- ウリ(私たち)からみる韓国文化
- 礼儀作法書からみる自己抑制としての文明化のゆくえ
- ビールのCM広告に見る性別役割分業の変遷
- 「かわいい系男子」の出現
- 「見られる」意識と男性の美意識
- 本学の学生の持つ学歴に対する劣等感の行方
- 隠して魅(見)せる
- 或る男の留年と退学の生活史
担当教員:谷口 美代子 (専門:国際政治学)
国際関係論演習
ゼミナール概要
ロシアによるウクライナ侵略、米中対立、イスラエル・ハマス衝突、暴力的過激主義の浸透、グローバルサウスの台頭。本ゼミでは混迷の度を深める国際情勢を理解し、どうすれば平和が実現できるのかについて思考・議論し、自らの考えを提示できるようにします。
卒業論文タイトル
- 令和5年度より開講
担当教員:下村 太一 (専門:政治学)
政治学演習
ゼミナール概要
ポピュリズムの台頭、人口減少と地域社会、ジェンダーと政治など、現代政治の“旬”なテーマを取り上げ、学問的な視点から分析を行います。私たちを取り巻く「政治の世界」を冷静に捉え、自分のアタマで考える力を身につけることを目指します。
卒業論文タイトル
- インタビューから見る女性地方議員の現状
- 命のビザの再検討
- 安倍長期政権のメディア戦略
- 内務官僚・有吉忠一の行政活動とその展開
- 映画にみるフランスの移民問題
- 葉山嘉樹「海に生くる人々」の物語における使用者と労働者
- 平成の大合併下での宮崎市の合併について
- イビチャ・オシムに対する再考
担当教員:田村 恵理子 (専門:国際法)
国際法演習
ゼミナール概要
国際法は国家と国家の間で、様々な事柄について、拘束力を持った約束をしたものです。ゼミ生は、現在進行中の武力紛争、環境問題、領土紛争、少数者の人権侵害、貿易などから関心ある具体的な問題を設定し、各々レジュメを作成して議論し、視野を広げます。
卒業論文タイトル
- 自衛権成立までの軌跡と現代的課題
- 児童婚に対して国際NGOの活動が現状を改善する可能性
- ディスインフォメーション規制と表現の自由
- 武力紛争における子どもの保護
- セクシャルマイノリティの人権
担当教員:稲田 光朗 (専門:国際経済学)
国際経済学演習
ゼミナール概要
本ゼミは演繹的な経済学的思考力と帰納的な統計学的思考力を身につけることが目標です。コロナ禍や国際的な政治対立の中でも、グローバル経済は深化し続けています。英語や中国語を使って、主体的に活躍したい皆さんと勉強できることを楽しみにしています。
卒業論文タイトル
- 景気動向指数と自殺率の相関
- 九州と台湾における茶の産業内貿易について
- コロナ禍における音楽産業の国際比較
- K-POPアイドルの世界的人気の要因
- 日本のサプライジェーン上における人権問題 現状と課題
- 宮崎県畜産物の県外者からの認知度について
- Better Life Index(より良い暮らし指標)から見る日本の幸福度
- コロナ禍における宮崎県の貿易政策の選好と幸福度の関係
- 金属機械品輸送費削減の可能性
- 滋賀レイクスにおける観戦需要ならびに観客動員数に関する研究
担当教員:清水 習 (専門:公共政策論)
公共政策学
ゼミナール概要
公共政策学とは、現代社会問題を政治的にどう対処していくか学ぶ学問です。本ゼミでは、各学生が関心のある社会問題を徹底的に調べ、批判的に考察し、時には本を、時には菓子を、時には飲み物を片手に、先輩・後輩の垣根を越え、皆で議論し、研究しています。
卒業論文タイトル
- マス・メディアの中立性はなぜ問題になるのか
- 現代日本における大学の意義の再考
- なぜ開発援助による貧困撲滅が達成されないのか
- 現代における優生思想の批判的考察
- オリンピックにおける商業主義の是非について
- SNSにおける誹謗中傷と正しさ
- テクノロジーと人間社会の批判的考察
- 日本における政教分離の考察